勝利の秘訣はあたり運(挨拶)

1.デッキ選択理由 ~なぜHive Mindなのか?~

Hive Mindの最も代表的な特徴は、ビートダウンに対する暴力的なまでの強さである。
同じく実物提示教育を使うコンボでも、スニークショウなどはカラカスや忘却の輪などで対応される事もあるが、サイドボード後ですら対処法がほとんど存在せず、残ライフ数点からでも確実に勝てるHive Mindは、Zooやマーヴェリックといったビートダウンデッキに対して、茶番レベルの相性差をつけることができるという利点がある。

前回のGLCの大会結果を見ていれば自明なことだが、五泉では、チームアメリカなどの線の細いクロックパーミッションはZooやバーンなどの脳筋デッキに早々に駆逐され、上位の卓に上がってこない(これない)という地域特性があるため、前回優勝で1byeを持っている自分にとってクロックパーミッションを無視してHive Mindを選択するのに必要十分な条件が整っていた。



青いデッキにも有利?

環境の青いデッキの代表格である青白石鍛冶は、もともとコントロールライクで
カウンターが薄く、相手のハンドに干渉する手段はヴェンディリオン三人衆がせいぜいであるため、コンボデッキにはさほどの有利が付かないうえに、今はメタゲーム上の理由からカウンター枠に「呪文嵌め」を採用していることが多い。
このデッキに対する「呪文嵌め」は「剣を鋤に」などと共に完全なムダヅモであり、それらのカードをメインデッキに採用していること自体がHiveMindに対する大きなハンディキャップである。

(そもそもHive mindはイメージに反して柔軟性が高く、ショーテルをカウンターされる前提で撃ち、次のターンに集団意識を素出ししたり、決めるターンには青パクトをすべて0マナの確定カウンターとして使うことが出来る上、ブルーカウントに余裕があるためFoWの運用も容易で、生半可なカウンターデッキではとても対処できない。)


苦手なデッキ ハンデス、カウンター、もみ消し そしてANT

HiveMindはコンボデッキであるため、教科書通りハンデスとカウンターはあまり得意としない。ハンデスかカウンター、そのどちらかだけなら対処法はあるが、
ハンデスとカウンターを同時に行ってくるデッキに勝つのは難しく、またコンボの特性上、「もみ消し」という呪文に対して非常に脆弱である。

これらをすべて同時に使ってくるチームアメリカなどに対する相性はまさに
絶望的(ノーチャン)。
同様にマーフォークやカナディアンスレッショルドなどに勝つのも難しく、
こちらよりコンボ成立の基本速度が速く、ハンデスを絡めてくるANTも苦手とするデッキの一つである。


しかし、先に述べたように、チームアメリカはバーンの波に飲まれ、マーフォークは石鍛冶の海を渡れず、ANTは過剰な対策に対処できずビートダウンにも勝ちきれないという結果が目に見えていたため、1byeという前提がある自分にとってこれらを意識する必要性は薄かった。

(唯一の想定外はカナスレの存在。ローグに食われるかと思っていたが
今のカナスレは素のデッキパワーが高いからそんなことはなかった)

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H.K

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